【30代シングルマザーの挑戦】アパレルアルバイトだった私がネイリストになろうと決めた時の話

何か新しいことを始めるのってなかなかタイミングとかきっかけがないと、動き出せなかったりしますよね。

今回は私が、

アパレルのアルバイトからネイリストになろうと決意するに至るまで

のお話をしたいと思います。

なにかを変えたいけど、どうしたら変われるのか…

なんとなくの毎日を変えたい…

そんな日々を悶々と過ごしている方々の、一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

なんとなくの毎日

高校卒業後、アパレル会社へ就職

小学4年の時から続けてきていたフルートを活かし、短大の音楽学部への入学を目指してピアノや楽典など猛勉強していました。

しかし、

私が入る年に学部が無くなるという知らせが…

音楽以外やりたいこともなかったので、急遽就職することにしました。

正直なところ働ければどこでもいいと思っていたので、「名前知ってるな」くらいの感覚で、とあるアパレル会社へ就職することに。

20歳で結婚、そして離婚

高校卒業してアパレルで働く中、20歳で出会った人と結婚。

21歳で子どもを産み、夫の実家である静岡に行きました。

当時は育児もあり、しばらく仕事はせずに専業主婦として頑張ることにしました。

しかし、子供が1歳になる年に離婚。

地元名古屋に戻り、実家に住まわしてもらうことに。

家族に頼りながら、昼間に歯科助手、夜に牛丼屋で掛け持ちをしていました。

アパレルへ復帰

ですが、アパレルに戻りたい気持ちが昂り、両方ともやめて、アパレル1本に。

人見知りなのに、服を通して人と話すのは楽しかったので、接客業は向いていたのだと思います。

正社員ではなく、早番のみのフルタイムのアルバイトとして働き、子供との時間を取れるようにしました。

趣味で始めたアクセサリー作り

元々もの作りが好きで、

30歳になったくらいから、ピアスやヘアアクセ、ヴィンテージボタンの魅力にもハマりました。

そのうちに自分で1から作ってみたいと思うようになり、独学でシルバーや真鍮のアクセサリー全般を色々作り始めました。

パーツを眺めては組み合わせてみたり、絵にイメージを描いてみたり…

自分で「かわいい」を生み出すのってすごく楽しい

と思うようになりました。

自分で作ったアクセサリーを身につけてアパレルのアルバイトに行くと、同じショップの仲間たちからも好評で、作ってあげたりもするように。

私の「かわいい」と思うものにみんなにも共感してもらえたという喜びも生まれました。

続けていく中で、後述する委託販売や、ハンドメイドのマルシェに参加するまでに成長することができ、「haLü」という小さなアクセサリーブランドを立ち上げるまでに至りました。

安定した日々への疑問

アパレルの方では、勤続年数が増えるうちに売り場作りや店舗のスタイリング写真など、責任のある仕事も任されるように。

それらにやりがいも感じていて、そこそこ楽しい毎日をなんとなく過ごしていました。

アクセサリーのオーダーもいただけるようになってきて、

いつかアクセサリーショップが作れたらいいな。

と頭の隅っこにありました。

ですが、アクセサリーだけでは、収入が不安定…

「このままの生活でいいのかな」とは思いつつ、なんだかぼんやりと考えがまとまらずにいたのです。

なくてはならない存在

月一で通うネイルサロン

アパレルの勤務をしていたこともあり、オシャレのレベルを上げるため、ネイルサロンに月一で通っていました。

私が通っていたネイルサロンは、ドライフラワーがいっぱいでとっても可愛らしいお店でした。

パワースポット

毎月通っていたのでネイリストさんとはもう友達以上のような仲で、

  • 仕事のこと
  • 子供のこと
  • 将来のこと

など、なんでも相談できる“姉”のような存在になっていました。

元気がない時でも、ネイルをしてもらうと、その帰り道には不思議と気分も晴れていて、

また明日から頑張ろう

と、パワーをらえたような充足感。

私にとってそのネイルサロンは、単に施術をしてもらえる場所でなく、

ネイリストさんに会って元気になれる

そんなパワースポットのような存在になっていました。

自作のアクセサリーも置いてくれることに

毎月通っていたネイルサロンのオーナーさんにも最近の趣味の小話としてアクセサリーを作り始めたことをお話ししていたら、このサロンにおいてもいいよとおっしゃっていただいたので、そこから、アクセサリーショップのロゴ、台紙など考え始めました。

こちらが初めて置かしていただいた時の写真です。

最初は二、三個くらい売れました。

そこからオーナーさんにお客様の年齢層や雰囲気などもお伺いできたので、少し変えてまたレイアウトなど変えていきました。

だんだんリクエストなどもいただける様になり、月に10点ほど売れるようになっていきました。

途中、興味があったシルバーアクセ作りも始めるきっかけにもなり、こちらも勉強し、一緒に置いていただけるように。

シルバーと真鍮のリングはネイルのお客様にもとても気に入っていただけて、オーダーとしてお客様に合ったおサイズでお作りしていました。

なので一目でわかるようにデザインの見本を作り、こちらも置かしていただいておました。

リングはリピーター様もでき、ネイルのお客様から口コミで広がっていきました。

きっかけをくださったオーナーさんや、手に取っていただいたお客様にもとっても感謝しております。

運命の分かれ道

突然の提案

そんないつもと変わらないネイルを楽しみに行った日、ネイリストのオーナーさんから、

ネイリストになってみない?

というお話をいただきました。

もう本当に寝耳に水のような、突然のお誘いでした。

ここが私の運命の分かれ道だったと思います。

まさかそんなお話が出るとは思いもよりませんでした。

芽生えたチャレンジ精神

いやいや無理ですよ!!何言ってるんですか!?

と思わず出てしまいましたが、

オーナーさんから、

アパレルの仕事や、アクセサリーの制作や販売も頑張って続けているから、ネイリストに向いてると思う!

とおっしゃっていただいて、

30代最後のチャンス、変えるなら今かも、、、

と頭をよぎり、全く自信のないことをやってやろうと思い始めました。

自分がネイルをする側になることは想像したこともなかったですが、やったことがないからこそ挑む楽しさがある。

挑戦してみたいと思いました。

そして、決断

今から新しいこと始められる?

30代そろそろ落ち着きたい?

子供もいるのに勉強なんてできる?

全部すっ飛ばして前に進むことだけを考えました。

失敗することは考えず、成功する、やり切るということしか考えていませんでした。

やると決めたら途中で諦めることは絶対に考えないのが新しい道への一歩です。

まずは挑戦することを癖付けていってみてください。

まとめ

今回は、

アパレルアルバイトだった私がネイリストになろうと決めた時の話

でした。

いかがでしたでしょうか?

何か変えたいな、と思っていてなかなか踏み出せない方への参考になれば嬉しいです。

考え方を少し変えるだけで、一歩を踏み出せるかもしれません。

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